座談会 01 Cross Talk

Cross Talk 01

先輩社員に
若手が突撃取材!

持続成長を続ける大石産業がずっと大切にしてきたことから、若手社員の忘れられない就職活動秘話まで、世代の垣根を超えたクロストークでざっくばらんにお伝えします。

Talk Member 今回の語り手

  • パルプモウルド事業部
    西日本営業部 部長

    日野 部長

  • 段ボール事業部 営業部
    北九営業課

    赤嶺 さん

  • 段ボール事業部 営業部
    北九営業課

    石丸 さん

  • 段ボール事業部 営業部
    北九営業課

    牧野 さん

※ 社員の所属部署は掲載当時のものです

Question 01 大石産業ではたらく上で
一番大事なコトはなんだと
思いますか?

日野部長 難しいけど、いい質問だね!大石産業はメーカーなので「製造」がいて「営業」がいて「管理部門」があって…と、いろんな部署が絡んで仕事をしているでしょう。
だからこそ、『後工程はお客様』という意識をまず大事にして欲しい。後工程っていうのは、自分の次の工程のこと。次の工程は社内の同僚だったり後輩だったり、別の部署の人間だったり。その後工程を担当する人たちを「お客様」のように考えて真摯に対応しよう、ということだね。
言い換えると “他人を思いやる、次の人のことを考えて仕事をする”ということかな。

石丸 確かに、いろんな部署と関わりますよね。

日野部長 私自身、昔から「自分の後の人には、気持ちよく仕事をしてもらいたい」と思っていて。次の人が仕事を進めやすいように仕事を渡す、ということを大事にしてきたつもり。例えば、要点をまとめておいたり、スケジュールに余裕を持って渡したりね。ちょっとしたことだけど、そういう気遣いがお互いにできたらいいなと思う。もちろん、忙しい時もあるし、いつもはできないけどね。次の人のことを考える習慣が付くと自分も助かるし、周りも助かるでしょう。業務が円滑に進むし、信頼も築けて、いい仕事につながるんじゃないかなと思ってる。

赤嶺 場面が変わって、こちらが後工程になることもありますしね。
普段からそのマインドを持って丁寧に仕事をしていれば、今度は自分が仕事しやすいようバトンを渡してもらえたりして。

日野部長 そう!!

赤嶺 改めて言われてみると、確かに社内でそれは実感しています。

日野部長 営業は、逆に社内の「前工程」に感謝を忘れず、というところかな。わたしたちの仕事は、一人ではできないから。大石産業で働く上で大切にしてほしいことは、相手を思いやり、リスペクトする気持ち。私も管理職になってから気づいたんだけど、大石産業にはもともと、部署や役職、年齢に関係なく、ひとり一人を大切にする社風が根付いてるよね。

石丸 確かに…。わたしたち若手が、経営陣とも距離が近くて話しやすいのはそんな社風があるからかもしれません。

牧野 部長が若くして出世された理由も、分かった気がします。(笑)

日野部長 それはどうかな(笑)。もっと若くに出世した人もおるでしょう?私はえらくなりたいと思っていたわけではないけど…人に恵まれたし、助けてもらうことばかりだったね。自分ができることを一生懸命やってきたし、周りの人とのコミュニケーションを大切にしてきたのは、確かです。うん、みんななら大丈夫よ!

赤嶺 ちなみに、大石産業で働く上でどんな知識が求められると思いますか?

日野部長 実はね、知識は重要視してない。知識は会社に入ってから身に付ければいいから。最初にOJTで先輩から実践を通じて学べる研修の期間があるし、その後も階層別集合研修など学ぶ機会はたくさんある。もちろん、学生の間に学んだ知識は会社で活かせるよ。だけど、知識があるから1年目から仕事ができるというわけではなくて。入社後、新しいことをどんどん覚えていきたい、という気持ちが大事なんじゃないかな。

赤嶺 一年目は初めてのことばっかりで不安なこと、分からないことだらけでした。

日野部長 うん、分からなくて当たり前よ!
そこで、前向きに勇気を持って足を踏み出してもらえるようにサポートするのもわたしたちの仕事なんだから。

赤嶺 そういえば最初の頃、上司や先輩に質問ばかりして「また時間を取ってしまって、申し訳ない…。」と悩んだ時期がありました。その時に、上司から「最初のうちは、聞くのが仕事と思うくらいがちょうどいいよ。」って言ってもらったんですよね。気持ちが一気に軽くなりました。聞かずにそのままにしておくと、結果的に大勢の人に迷惑をかけてしまうから逆に良くないんだ、とも言われて。今も勉強中の身ですが、あれから積極的に聞くことを意識するようになりました。

石丸 そうそう、大石産業って「何でも聞いて!」というオープンな雰囲気はありますよね。

赤嶺 逆に、後輩から聞かれて分からない事もあるけど、そこは自分も勉強になる、という考えで。みんなで情報をやり取りして問題解決できるのは、大石産業のいいところだと思います。

Question 02 大石産業ってどんな人が多い
イメージですか?

日野部長 優しい人が多い!私は19歳で入社してもうすぐ30年になるけれど、管理職になって改めて思うのは、大石産業って人に優しい会社だな、ということ。会社が社員に優しいし、働いている人も優しい人が多い。会社の雰囲気、社員の人柄、人間関係の良さは大石産業の自慢ですね。

牧野 それは、確かに感じます。

日野部長 仕事とはいえ、合う合わないはあるし、モチベーションが上がらない時期もあるでしょう。そんな時、会社は本人の適性や思いを真摯に受け止めて「こういう体制にしたらどうかな?」と真剣に考えてくれる。しっかり相談にのって、対応策を考えるよね。もちろん、本人の意思がすべて通るわけではないんだけれど、意見が言いやすい組織だから社員も伸び伸びとはできてるんじゃないかな。

牧野 何でも言いやすいし、風通しが良いですよね。

日野部長 あと、若手は特に話し方が柔らかくて穏やかなタイプが多いような。
横のつながりもうまくいってるようでうれしいですね。

赤嶺 事業部の枠を超えて、情報共有はしていますね。

牧野 わたしたちも同期でSNSのグループがあります。あまり動いてはないけれど(笑)。今度、BBQもするんです。
事業部が違っても、みんな仲良くやっていますね。

日野部長 うわ!いいね〜!

赤嶺 優しさでいうと、私は内定式の日にそれを痛感しています…。

日野部長 あぁ、電車を乗り間違えて大変だったね!(笑)

赤嶺 そうなんです。2時間くらいかかったので、内定式にはもう間に合わなくて。内定式の後の食事会から参加しました。あの時は、体を「く」の字に曲げて会場に滑り込みましたね。だけど、会場中が和やかに笑ってくれて。あの雰囲気で迎えてくれた、会社のあったかさに救われました。自分だけ、食事の席で内定証書を受け取ったことは忘れません(笑)。

日野部長 そんなこともあったね。そう考えたら、本当に成長したなぁ…!

石丸 私も上司が優しいのは、いつも実感していますね。僕らの倍は忙しいはずなのに、相談をすると必ず手を止めて聞いてくれるんです。「気になるね。今から一緒に見に行こうか」と現場やお客様のところへ一緒に行ってくれたり、安心できるようフォローしてくれたり。絶対的な安心感があります。失敗したときや不安なときだけじゃなくて、「これを提案したら面白いかも」と攻めた提案ができるのも、上司の懐の大きさのおかげだと今、振り返ってみて改めて感じます。

Question 03 若手社員を指導する上で、
どんなことを心掛けていますか?

日野部長 私自身が心がけているのは、自分が入社した頃のことを思い出し、新入社員の立場になって考えること。さっきも言ったけれど、最初は分からなくて当たり前なんよ。かといって、人に聞くのは勇気がいるよね。最近心掛けているのが、夕方にリラックスした時間や話す機会をつくること。そこで「時間をかけていいし、慌てなくていい。目の前のことをしっかりひとつひとつやっていこう」と。あと「分からないことは聞くことが大事」だということを必ず伝えますね。

石丸 部長にも、新入社員の頃があったんですね(笑)

日野部長 もちろん(笑)。私も入社したばかりのころは右も左も分からず、製造現場の機械を止めてしまったことがあってね。「もっと早く聞けばよかった」と思ったことが今も心に残ってる。そんな自分の体験もあって「分からないことばかりだろうけど、分からないことはどんどん積極的に聞いてほしい」という話をするんよ。

牧野 私は今入社2年目ですが、聞きにくいことを察してもらえている、というのは感じます。迷いがあるときに相談すると、ひとつひとつ状況を整理して解決策を一緒に考えてくれる。それって、いつも自分たち一人ひとりの仕事を見てくれているからこそ、できることで。本当にありがたいなって思います。

赤嶺 そうそう。課長や部長は、実際にその場にはいないのに、アンテナを張ってくれているというか。経験値からくるアドバイスも的確だし!あれこれ悩んでいると「お客様はこういうことを求めているんじゃないかな?」と軌道修正して、ゴールを示してくれる。ゴールが見えると準備がはかどるし、具体的になるからその後の相談もしやすいんですよね。

石丸 上司に対する絶対的な信頼感、安心感というのは全社的にありますね。

Question 04 就活中の学生に
メッセージをお願いします

日野部長 繰り返しになりますが、大石産業は人に優しいし、人が優しい会社です。大石産業は今、世代交代して若い方がたくさん入社してきて、職場の雰囲気も明るく、非常に活気があります。ぜひ、大石産業の次の100年に向けて一緒に成長していける方に入社してもらいたいと思います。
みんなからも、就活生へ何かメッセージがあればぜひ聞かせてよ。

赤嶺 近年は安定性を重視する学生さんも多いと思うのですが、大石産業は景気の影響を受けにくく、地場の企業として安定した環境があります。一部製品は全国だけでなく海外へも展開していて、派手さはないですけれども、非常に意義のある仕事ができる良い会社だと思います。

牧野 就活って不安なことも多いけど、プラス思考で頑張ってほしいですね。
実は私は、大石産業の最終面接で大失敗をしていて。その失敗が大石産業に惚れ直した大きなきっかけにもなったんです。

石丸 えっ!そうなの?

牧野 今だから言える話ですが、最終面接の会場を間違えてしまって。社長をはじめみなさんを1時間、待たせてしまったんですよ。もう頭は真っ白!「終わったな…」と思いました。ところが、採用の知らせをいただいて。

日野部長 それはね、牧野くんが学生時代のアルバイトで果物を扱っていて大石産業の製品をしっかり知ってくれていたし、
何より誠実さを感じたから。
大石産業の営業は人間関係を大切にしているから、牧野くんの誠実さ、話しやすい雰囲気が良かったんよ。 誰でも、失敗はするでしょう。その後どうするか、が大事ってことだよ。

牧野 失敗ではなく、自分の良い所を見つけていただけたことを感じて、本当に嬉しかったです。でも、入社前は「またミスしたらどうしよう」「上司や先輩に怖い人はいるかな、怒られないかな」と不安もありました。

日野部長 そうだよね。実際、どうだった?

牧野 連絡漏れで間違えて製品をつくってしまったり、自分のミスによる失敗はやはりあります。だけど、今まで一度も怒られたことはありません。先輩や上司は「なぜ、こういうことが起こったのかをまず考えよう」っていう風に言ってくださる。本当に、大切に育ててもらっているなと思います。

赤嶺 うん。大石産業で仕事をしていて自然と身に付くスキルの一つがコミュニケーション力かも。仕事でもプライベートでも、対人関係がうまくいくようになったことは自分の成長として、感じています。多分これは、最初に日野部長が言われた「相手を思いやる」という意識が習慣として身に付いたことが大きいと思う。 相手が受け取りやすいボールを投げるというか。相手をよく見るようになったし、自信を持って気持ちよく会話ができるようになりました。

石丸 私も!例えば何か依頼をするときも、気持ちよく承諾してもらえるやり方、言い方があるよね。大石産業に入社して、それが自然と身に付きました。おかげで、家族とかお店の店員さんとの何気ない会話なども楽しくできるようになりました。

赤嶺 本当に。人として成長できる会社だということは自信を持って伝えたいですね。 日野部長、今日は改めて、ありがとうございました。

牧野・石丸 ありがとうございました!

日野部長 こちらこそ、ありがとう。3人の成長も感じられて、嬉しかったです。就職活動中は、プレッシャーや不安もあると思います。まずは色んな会社を見て欲しいですね。その中で、大石産業に少しでも興味が湧いたらぜひインターンシップや先輩訪問を積極的に活用してください。あなたに会える日を楽しみにしています。